『黙示録の四騎士』で七つの大罪の頃から登場しているアーサーについて解説します。
アーサーは七つの大罪の最後に「良い国を作る」とメリオダスと約束し、マーリンと共に旅立ちました。そして、その約束通り素晴らしい国作りを行なっていました。しかし、続編である今作では、アーサーがなぜか闇堕ちしていたのです。彼は多種族を全滅させ、人間だけの世界を創り出そうとしていました。
どうしてアーサーは闇堕ちしてしまったのか?前作からのファンは、この変貌に驚きつつも興味津々でしょう。そこで今回は、アーサーが敵となった理由、そして闇堕ちの原因について解説していきます。
アーサーは敵になるのか?
冒頭ではアーサーの闇堕ちについて触れましたが、ここではアーサーが本当に敵になるのかを詳しく見ていきます。
アーサーには彼なりの正義感が強く表れているのです。
アーサーは確かに闇堕ちしました。
それもただの闇堕ちではなく、明らかに「敵」としての立場に変わってしまいました。
なぜ急にこのような変化が起こったのかは明確には分かっていません。
しかし、「七つの大罪」で聖戦が終わり、混沌の力を手に入れた後、メリオダスたちと別れたことで、アーサーには多くの考える時間があったのは事実です。
正義感が強く真面目な性格のアーサーは、その間に様々なことを考え、最終的に闇に飲まれていったのでしょう。次に、各エピソードから彼が闇堕ちした理由を探っていきます。
アーサーが敵になる理由
キャメロットの滅亡と国民の犠牲
アーサーが闇堕ちした理由の一つは、キャメロットが滅び、多くの国民が命を落としたことです。
キャメロットはアーサーを王とする国でしたが、メリオダスの弟ゼルドリスによって制圧され、魔神族の本拠地となりました。
七つの大罪と魔神王の激戦により、キャメロットは完全に壊滅し、多くの者が命を失いました。
アーサーはこの犠牲を「仕方ない」とは受け入れられず、その怒りと悲しみが彼を闇へと導いたのです。
他種族への恨み
アーサーが闇堕ちしたもう一つの理由は、人間以外の種族に対する恨みです。
七つの大罪時代のアーサーは他種族に対して特に敵意を持っていませんでしたが、聖戦によって多くの種族が傷つき、戦死しました。
特に人間族は大きな犠牲を払いました。
人間は他の種族に比べて脆弱であり、戦争では真っ先に命を落とすことが多かったのです。
この事実に耐えられなかったアーサーは、人間を守るためには他種族を滅ぼすしかないと考えました。
マーリンの不在
アーサーが闇堕ちしたもう一つの理由は、マーリンが側にいないからです。
マーリンはアーサーを見守り続けた母親的な存在であり、アーサーがメリオダスたちと別れる際も共にいました。
しかし、黙示録の四騎士の頃になると、アーサーの側にいるのはマーリンの姿をした偽物でした。
マーリンはアーサーの目的に反対しており、何度か説得しようとしましたが、最終的にはキャメロットから去ったか、あるいは始末されたのかもしれません。
アーサーはマーリンの不在により、さらに孤独と絶望に陥り、闇へと堕ちていったのです。
闇を引きずる性格
アーサーの性格もまた、彼の闇堕ちに影響を与えました。
アーサーは光の象徴であり、多くの者たちから信頼されていましたが、彼は仲間や国民を守れなかった時に深く傷つき、その悲しみを引きずる性格でした。
この性格が、彼を次第に闇へと導いたのです。
ユートピアの創造への執着
最後に、アーサーがユートピアの創造に執着していたことも闇堕ちの理由です。
アーサーは人間だけの理想の国を作ろうとしており、そのためには他種族を排除する必要があると考えていました。
滅びたキャメロットと犠牲になった国民を忘れられず、彼はより良い国を作ろうとしましたが、その過程で他種族への不信感と恐怖が彼を強硬手段に駆り立てたのです。