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【鬼滅の刃】鳴女の正体は?何巻何話登場&善逸の母親説についても

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「鬼滅の刃」のなかでも謎多き存在である鳴女は、その不気味な外見と特異な能力で多くのファンの興味を引いています。

この記事では、鳴女のキャラクターに焦点を当て、彼女の正体と彼女がどのようにしてその存在に至ったのかを探ります。

 

鳴女の登場は何巻何話?

6巻第51話日輪刀還る

下弦の鬼を集めた際に鳴女が活躍しています。

琵琶の音を鳴らし、無限城の原型ともいえる空間に下弦の鬼を集結、鬼舞辻無惨による通称「パワパラ会議」に一役買っています。

この時には鳴女の目は描かれておらず、目に数字が刻まれているかどうかは確認されていません。

 

12巻第98話上弦集結

音柱・宇髄天元と炭治郎たちで上弦の陸を倒した後、鳴女の手配により無限城に上弦の鬼たちが集結しました。

113年ぶりに呼び出された上弦の鬼たち、猗窩座は鳴女のことを「琵琶女」と呼び、「無惨様はいらっしゃらないのか」と問いかけた際、鳴女は「まだ御見えではありません」と答えています。

さらに「なら上弦の壱はどこだ」という問いには途中童磨の横槍がはいったものの「上弦の壱様は最初に御呼びしました。ずっとそこにいらっしゃいますよ」とも発言しているため、訊かれたことには過不足なく端的に答えている姿が印象的です。

さらに単行本ではこの話の最後の挿絵に

 

(早く帰ってくんないかな)【琵琶鬼鳴女さん】

 

という書き込みもあるため、おちゃめな一面も垣間見えます。

 

12巻第99話誰かの夢

玉壺に「私と半天狗を同じ場所に飛ばしてくだされ」という願いに、鳴女は琵琶の音と能力で応えています。

そして童磨に「琵琶の君」と呼びかけられ「もし良かったらこと後俺と」という言葉を遮り「お断りします」と一言、童磨を元いた場所に瞬間移動させて会話を断ち切っています。

 

16巻第99話動く

風柱・不死川実弥が藪の中から目玉の化け物のようなモノを握りつぶしましたが、その目には「肆」の文字がありました。

後に判明しますが、これは上弦の肆となった鳴女の血鬼術によるものです。

鳴女自身は登場しませんが暗躍している伏線になっています。

 

19巻第164話鬩ぎ合いちょっと力み過ぎただけ

上弦の肆・鳴女のもとにたどり着いた、恋柱・甘露寺蜜璃と蛇柱・伊黒小芭内。

早速攻撃に突っ走る甘露寺蜜璃でしたが、鳴女の能力で出された襖に衝突し、いとも簡単に弾かれてしまいます。伊黒のフォローにも赤面するくらいの恥ずかしい場面。

しかしその後は伊黒も蜜璃も鳴女の血鬼術に翻弄され攻撃すら叶いません。鳴女の能力はわずらしさと厄介さは随一と把握、伊黒は長丁場になる覚悟をします。

 

21巻第181話大災

蛇柱・伊黒小芭内と恋柱・甘露寺蜜璃が琵琶女(鳴女)の血鬼術に翻弄されているなか、鎹烏から「無惨復活、柱ハ至急集結セヨ」の命令があり、丁度そこに転機が訪れることに。

鳴女の琵琶の演奏に導かれるように炭治郎と水柱・冨岡義勇は鬼舞辻無惨に対面します。

 

21巻第182話激怒

鬼舞辻無惨と炭治郎が対峙している最中、実は愈史郎が鳴女を追い詰め鳴女の視覚を操っていました。珠世の死に激怒した愈史郎は無惨を無限城から地上に叩き出すべく涙ながらに戦いを挑みます。

 

21巻第182話鬩ぎ合い

恋柱・甘露寺蜜璃の回想シーン、愈史郎が琵琶鬼・鳴女との戦略を蜜璃に相談している場面から始まります。

鳴女を通じ、鬼舞辻無惨と愈史郎の血鬼術のせめぎ合いが行われ、押し込められつつあった鬼舞辻無惨は鳴女を殺しにかかりました。

鳴女が死滅するまでの僅かな時間で、愈史郎は無限城から無惨と残りの隊員を外に出さなければと奮闘、間一髪のところで無限城の崩壊とともに無惨と柱・隊員たちを地上に出すことに成功します。

無限城が崩壊したことで鳴女は完全に死亡・消滅しました。

 

 

 

 

 

 

鳴女の正体とは?

鳴女の正体は元人間で、琵琶演奏者をしていた女性でした。

 

鳴女が鬼となった理由は作中では描かれていませんが、公式ファンブックの中で説明がなされています。

 

鳴女の過去とは?

元は琵琶奏者だった鳴女は、芸術の道を志しながらも貧しい生活を送っていました。

夫との間では経済的な困難が絶えず、夫の博打癖による追い打ちもありました。

 

鬼になった理由・悲劇の転機

ある日、鳴女は夫によって売り飛ばされた自分の唯一の演奏用着物を発見し、激怒のあまり夫を殺害してしまいます。

その後、彼女は泣きながらその着物を纏い、琵琶を演奏したところ、聴衆にその音色を高く評価されます。

この事件を境に、彼女は人を殺した後に演奏をするという習慣を身につけます。

 

鬼としての新生

次第に名を馳せるようになった鳴女は、ひょんなことから無惨を襲う機会を得るも、返り討ちに遭い死亡してしまいます。

しかし、その才能が無惨の目に留まり、鬼として蘇ることとなったのです。

 

鳴女はいつ鬼殺隊士を補足していた?

『鬼滅の刃』での鳴女による隊士の捕捉についての詳細は、15巻の後半から16巻にかけて描かれています。鳴女は無限城での鬼殺隊の隊員たちの居場所を把握するため、目玉のお化けのような分身を利用していました。

 

鳴女による隊士の捕捉タイミング

鳴女が無惨からの指令を受け、目玉のお化けを使って隊士たちの位置を特定したのは、確かに『鬼滅の刃』15巻の終わりごろから16巻の始めにかけての出来事です。

この時、無惨は鳴女の報告を受けてさらなる捕捉を命じています。

 

善逸と伊之助の無限城への入り方

善逸と伊之助が無限城に入ったのは、実際には産屋敷家が襲われ、無限城へと連れ去られた際です。彼らも他の隊士と同様に、目玉のお化けによってその位置が補足されていた可能性があります。

具体的な「ひとりひとりの捕捉シーン」は描かれていませんが、彼らが無限城にいたのは、その後の展開から推測されます。

 

目玉のお化けの役割と捕捉の仕組み

鳴女は目玉のお化けを使って、鬼殺隊の隊員たちが気づかない間にその居場所を把握していました。

これは無限城への落下前、つまり産屋敷家が爆破される前に、すでに多くの隊員が補足されていたことを意味します。

不死川が目玉のお化けを発見し、「何だこれは」と反応したシーンも、この補足活動の一環として描かれています。

このように、鳴女と無惨の戦略的な動きが隊員たちの無限城への集結に繋がっていたことが、16巻の展開を通じて明らかにされています。

 

鳴女と他のキャラクターとの関係

鳴女は原作6巻から登場しており、鬼舞辻無惨へ鬼たちの集会の場を提供するため、

既に無限城を形成していることが見て取れます。

 

炭治郎・鬼殺隊メンバーとの対立

原作6巻という初期のころから、登場していた鳴女。その後、目玉の小さな化け物を操り鬼殺隊員の監視や産屋敷家の探索をする等、陰で暗躍していました。

そのため鬼滅隊と直接接触したのは無限城編が最初となります。

炭治郎に至っては、直接鳴女に対峙することなくストーリーは進行。

唯一接触した主要メンバーは、恋柱・甘露寺蜜璃、蛇柱・伊黒小芭内、そして直接手を下したのは愈史郎、の3人になります。

 

十二鬼月・上弦の鬼たちとの関係

元々鬼たちには群れる習性はなく、鬼舞辻無惨があえて鬼同士の交流を禁じるよう仕向けていましたが、鳴女自身も他の鬼と積極的に交流をするほどの外交的な性格ではないように見て取れます。

上弦の弐・童磨が話しかけても相手にせず能力で童磨を瞬間移動させるなど、つれない対応をしています。

 

鳴女は善逸の母親?善逸の母説説を考察

『鬼滅の刃』の単行本19巻で、善逸が捨て子であることが明かされ、彼の出生の謎が注目を集めています。

これまでほとんど語られることのなかった善逸の過去について、ファンの間で驚くべき新説が浮上しています。

 

善逸の母親=鳴女説の起源と展開

この説は、鳴女が善逸の母親である可能性を指摘しています。推測の根拠としては、両者の髪質の類似性や、二人とも弦楽器を得意とする点が挙げられています。

さらに、鳴女の過去が「無限城編」での彼女の行動と結びついているかもしれません。

 

善逸と鳴女の共通点

善逸と鳴女の間にはいくつかの共通点が指摘されています。例えば、二人とも弦楽器が得意で、その背景には花街や遊郭での生活が関係している可能性があります。

また、髪の質感が似ており、善逸の金髪が何らかの意味を持つ可能性も指摘されています。

 

衝撃の説に対するファンの反応

この説には賛否両論があり、一部のファンは熱心にその可能性を信じている一方で、他のファンからは「ありえない」との声も上がっています。

鳴女が善逸の母親であるという考察は、確固たる証拠がないため、現段階ではあくまで憶測の域を出ません。

 

考察のまとめ

鳴女と善逸が親子であるという説は、多くのデータと共通点に基づいていますが、公式からの確認はまだありません。

この説が真実かどうかは定かではありませんが、『鬼滅の刃』の世界ではまだまだ解明されていない謎が多く存在します。