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メイドインアビスグロい&胸糞気持ち悪いシーンまとめ!ホラーな描写も

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「メイドインアビス」は広く評価されている漫画アニメであり、その魅力と同時に一部の読者&視聴者からは「グロ」「恐怖」「不快感」などの否定的な意見も寄せられています。

視聴者がこれらの否定的な感情を抱く理由とは何でしょうか?また、どのような場面がこれらの感情を引き起こすのでしょうか?

本記事では、「メイドインアビス」における恐怖感や衝撃的なシーン、不快なトラウマに焦点を当てて、それらがどのように表現されているのかを掘り下げていきます。

 

『メイドインアビス』グロ&ホラー要素

グロとアビスの探検との関連

『メイドインアビス』の物語は、アビスと呼ばれる神秘的な深淵を探検することが中心です。探検中に遭遇する「アビスの呪い」や危険な生物たちが、物語に濃厚なグロテスクな要素を加えています。

これらのシーンは作品の魅力を形成しているものの、グロテスクが強すぎるために視聴を中断する人もいるようです。

 

ホラー要素は存在するが全面的ではない

『メイドインアビス』は純粋なホラージャンルではありませんが、恐怖を感じさせる場面はしばしば登場します。

この作品には幽霊や怪物は出てこないものの、骸骨や死体、奇形の人間などが頻繁に描かれ、これらが苦手な人にはホラーとして受け取られることがあります。

 

かわいさの中に潜むグロテスク

このアニメには、一見ほのぼのとしたかわいいキャラクターが多く登場しますが、その可愛らしい外見とは裏腹に、予想外のグロテスクなシーンが現れることがあります。

初めての衝撃的なシーンには、多くの人が驚きを隠せません。

このギャップが、作品のインパクトを一層強めています。

 

 

『メイドインアビス』グロテスクさの理由

出血と悲鳴の恐怖

『メイドインアビス』は、そのリアルな出血や悲鳴のシーンで知られています。

特に出血の描写は極めてグロテスクで、全身から血が流れる様子や肉体が崩壊する場面が描かれます。これらのシーンは、慣れている視聴者でさえも抵抗を感じるほどです。

悲鳴もまた、恐怖や痛みを強調するように表現され、これが作品の恐怖感を一層高めています。

 

アビスの呪いと上昇負荷の恐ろしさ

アビス探検の中核をなすのが「アビスの呪い」、または「上昇負荷」と呼ばれる現象です。特に深層部からの上昇時に見られる症状は、深刻で命に関わることがあり、アビスの探検が如何に危険かを物語っています。

初期の軽い症状から、深層に至るほどに致命的なものへと変わるこれらの描写は、視聴者に強烈な印象を与えます。

 

非人道的な描写&耐え難い非人道的シーン

この作品には、子供を利用した人体実験や、生きたままの解体、さらには極めて衝撃的なシーンが含まれています。

これらの非人道的な描写は、多くの視聴者に強い不快感を与え、中には視聴を中断する人もいます。これらのシーンは、ただのグロテスクさを超え、心理的なトラウマを引き起こす可能性があります。

 

メイドインアビス・アニメ1期グロ&気持ち悪いシーン

探窟家が捕食される恐怖

アニメ『メイドインアビス』第5話では、ナキカバネに捕食される探窟家のショッキングなシーンが展開されます。

リコとレグが助けを求める声に反応するものの、その声は実はナキカバネによる罠でした。

このエピソードでは、探窟家の死体とナキカバネによる食害が生々しく描かれており、見る者に強烈な印象を残します。

 

リコが上昇負荷の苦痛を経験するシーン

アニメ第10話では、リコがアビスの深界四層で重度の上昇負荷を受ける場面が描かれます。この層では、タマウガチという危険な生物に襲われ、リコは毒に侵されます。

レグは彼女を救うために必死に上昇を試みますが、リコは激痛と共に出血多量の状態に陥ります。

この場面は、アビスの過酷さを色濃く表しています。

 

リコの腕の緊急処置

同じくアニメ第10話のもう一つの重要なシーンでは、リコの腕をレグが切断しようと試みる場面があります。毒に侵されたリコの腕は既に手遅れの状態で、彼女を救う唯一の方法は切断することでした。

レグがリコの腕の骨を折り、その激しい痛みと共に血が流れ出る描写は、視聴者に深い衝撃を与えます。

 

劇場版『深き魂の黎明』のトラウマシーン解説

探窟家がクオンガタリに寄生される場面

『深き魂の黎明』では、不屈の花園での探窟家にクオンガタリが寄生するショッキングなシーンが描かれます。

リコ、レグ、ナナチが目撃したこの場面では、寄生虫の幼体が探窟家の頭部に侵入し、その目を通じて動き回る様子がグロテスクに描かれています。

 

レグの人体実験と激痛

レグがボンドルドの手によって捕えられ、非人道的な人体実験を受けるシーンもまた強烈です。彼の右腕が無理矢理に引きちぎられ、その際の激しい痛みと体液の流出は視聴者に強い印象を残します。

レグの苦悶の表情と彼の可愛らしい外見とのギャップがこのシーンのグロテスクさを際立たせています。

 

ボンドルドの壮絶な最期

ボンドルドの最期のシーンでは、リコ、レグ、ナナチの計画により彼にクオンガタリの幼体が打ち込まれます。

その後、深界六層の上昇負荷とレグによる巨石の落下が彼の体を完全に破壊し、グロテスクな形で彼の命が終わります。

この過程で飛び散る血や肉片が非常にリアルに描かれています。

 

プルシュカの悲惨な運命

プルシュカのカートリッジ化のシーンは、彼女が生体部品として利用される過程を描いており、その残酷さが際立っています。

生きた人間が解体されるこのシーンは、その非人道性により視聴者に深い衝撃を与え、物語の暗い面を強調しています。

 

メイドインアビス・アニメ2期グロシーン詳細解説

マアアによるメイニャの悲劇と精算

アニメの第3話では、成れ果て村での衝撃的な事件が描かれます。

リコ、レグ、ナナチが目撃したマアアによるメイニャの圧迫事故は、幼生が探窟家の体に入り込むという恐怖を示しています。事故後、マアアは過ちを精算する形で自身の大切な物を失い、さらには身体の一部も犠牲にします。この痛ましい出来事は、成れ果て村の厳しい現実を浮き彫りにします。

 

イルミューイの異形の出産

第7話で描かれるイルミューイの出産シーンは、アビスの深部での非日常的な現象を描いています。

彼女の体から異形の赤ちゃんが現れる過程は、視覚的にも心理的にも強烈なインパクトを与えるシーンです。

イルミューイの体から赤ちゃんが現れる瞬間の叫び声とともに、視聴者に深い印象を残します。

 

ファプタの自己犠牲

シーズン2の第8話では、ファプタが自らの体の一部を犠牲にするシーンが描かれます。この自己犠牲は、彼女の過去の約束と現在の状況との間の葛藤を象徴しています。

ファプタが自分の身体を切り離す際の表情とその行動の背後にある意味深さは、シリーズのダークなテーマを強調しています。

 

 

メイドインアビス・原作漫画グロ&気持ち悪いシーン

イルミューイの子供の悲劇

漫画原作の第8巻では、イルミューイの子供が非常に残酷な運命に見舞われるシーンが描かれています。水もどきという病気に感染した探検隊が、イルミューイの子供を生食することで症状緩和を試みます。

この行為は、生まれたばかりの赤ちゃんが即座に調理されるという、非常にグロテスクで心理的にも重い内容です。

 

ファプタが原生生物に襲われる

漫画の第10巻では、ファプタが原生生物の大群に襲われるシーンが展開されます。成れ果て村の防壁が破壊されたことで侵入した生物たちがファプタに襲いかかり、彼女は激しい攻撃を受けて体が次第に破壊されていきます。

この過程は非常にグラフィックで、かわいらしいファプタの姿が無残に変わっていく様子が描かれています。

 

まとめ考察

『メイドインアビス』の描かれる数々のシーンから読み取れるメッセージや作者が伝えたいことは、非常に多層的で深いテーマが存在していると考えられます。この物語は、一見すると冒険譚や探検物語の枠を超えて、人間性や倫理、生と死、そして犠牲についての複雑な問いかけを提供しています。

 

特に、キャラクターたちが直面する極限状態での選択や、非人道的な行為が彼らの精神や身体に与える影響は、深く掘り下げられています。これらのシーンは、しばしば視聴者や読者に強烈な感情を引き起こすよう設計されており、それによって我々は自らの倫理観や価値観を問い直すきっかけを得ることができます。

 

アビスという未知で危険が満ちた環境は、キャラクターたちが自己を超える成長を遂げる場として機能しているようです。しかし、その過程で彼らが払う代償はしばしば重く、時には視聴者の受容限界をも試すような内容となっています。これにより、作者は人間の業や存在の本質に迫るような物語性を構築していると言えるでしょう。

 

また、これらのシーンを通じて作者は、現実世界における人間の行動や社会的な状況に対するメタファーとして機能させている可能性も考えられます。それは、文化や社会がどのように個人の選択や倫理を形成し、影響を与えるかを示唆しているかもしれません。このように、『メイドインアビス』は単なるダークファンタジー作品ではなく、深い人間ドラマとしての側面も持ち合わせているのです。