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リゼロ・シリウスの正体は?フォルトナと同一人物&能力・強さも解説

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「Re:ゼロから始める異世界生活」、通称「リゼロ」に登場するキャラクター、シリウスについてご紹介します。

彼女は水門都市プリステラでの初登場が記憶されており、大罪司教としての役割を担います。シリウスはエミリアの育ての母、フォルトナと多くの類似点を持っています。

一体、謎に包まれたシリウスと、亡くなったはずのフォルトナは同一人物なのでしょうか。その疑問に迫ります。

 

 

「リゼロ」シリウスの正体は?

基本情報

名前:シリウス・ロマネコンティ
年齢:不明。憤怒の大罪司教を100年以上務めている
名前の由来:おうし座α星シリウス
武器:鎖
性別:おそらく女性

 

謎多き人物、シリウスのプロフィール

シリウスは、全身を包帯で覆われた謎に満ちた存在です。

銀髪の長髪と紫紺の瞳が特徴的で、その外見からスバルは彼女を女性だと推測しています。

彼女の話し方は穏やかで、初対面ではまともな人物に見えますが、愛を語りつつも大量虐殺を行うなど、その性格は大罪司教そのものです。

 

憤怒の大罪司教

シリウスは「憤怒」の大罪司教を務めており、歪んだ価値観を持ちます。表面的な会話は可能ですが、本質的な意志の疎通は難しいとされています。

彼女の価値観に対する否定があると、突如として激昂し、「憤怒」の名に相応しい行動を見せます。

 

ペテルギウスに対する異常な執着

シリウスはペテルギウスに対して異常なほどの執着を見せており、自身を彼の妻だと名乗ることもあります。

しかし、実際にはペテルギウスとの間に公式な夫婦関係は存在しません。彼女の執着は一方的なもので、彼に再会することを強く願っています。

 

 

 

「リゼロ」シリウスとフォルトナは同一人物か?

「Re:ゼロから始める異世界生活」において、シリウスの正体がエミリアの育ての母、フォルトナである可能性について議論がされています。

二人の間にはいくつかの顕著な共通点が存在し、これが彼女たちが同一人物であるかもしれないという仮説を支持しています。

 

見た目と能力の共通点

シリウスとフォルトナは、銀髪と紫紺の瞳を持つという共通の特徴を有しています。

さらに、両者は火のマナ属性を操る能力も共有しており、この点からも二人の関連性が指摘されています。

 

ペテルギウスとの関係性

ペテルギウスに対しての感情も、シリウスとフォルトナの間で共通しています。

二人とも彼に対して深い感情を抱いており、これがさらなる共通点となっています。

 

タイムラインの考察

エミリアが氷の中で眠りについた事件は約100年前に発生し、その原因はフォルトナの死とされています。

一方、シリウスが憤怒の大罪司教として登場したのも同じく約100年前です。

このタイミングの一致は、二人が同一人物である可能性を示唆しています。

 

結論:同一人物である可能性が高い

エミリアが目覚めた際にフォルトナがそばにいなかったのは、シリウスとしての活動が始まっていたからではないかと考えられています。

この点からも、シリウスが実はフォルトナである可能性に重みが加わります。

 

 

シリウスの戦闘能力とその特性

シリウスの権能と戦術

「Re:ゼロから始める異世界生活」に登場するシリウスは、憤怒の大罪司教として知られ、彼女の力は単なる魔法や肉体的な戦闘能力に留まりません。

シリウスは特に「感情の共有」と「感覚の共有」という二つの独特な能力を持っており、これによってどんなに不利な戦況でも逆転することができます。

 

感情と感覚の共有能力

シリウスの「感情の共有」能力により、特定の範囲内の人々と感情を共有することができ、これによって相手を自らの操り人形に変えることが可能になります。

また、「感覚の共有」能力では、シリウスが受ける身体的な影響をその範囲内の全員に同時に及ぼすことができます。

このため、シリウスにダメージを与えることは極めて危険です。

 

戦闘能力とマナの適性

シリウスは大罪司教の中でも特に戦闘能力が高く、炎のマナを自在に操る能力を持っています。

また、彼女はエミリアと互角に戦えるほどの高い身体能力を持ち合わせており、その全てが彼女を非常に強力な敵にしています。

 

プリステラでの戦い

シリウスは水門都市プリステラで初登場し、ナツキ・スバルたちと数回に渡り対決しています。

彼女の初戦では町中の塔から少年を突き落とし、その後彼女の能力によって大量虐殺を引き起こしました。

 

エミリア、ラインハルトとの戦闘

シリウスは後の戦いでエミリア、ラインハルトともに対峙し、ラインハルトには一度は打ち負かされたものの、その「感覚の共有」能力により周囲も大きなダメージを受けました。

エミリアとの戦いでは戦術的に優位に立ち、彼女を一時的に退けることに成功しました。

 

最終戦:プリシラ・リリアナとの対決

最終戦では、プリシラとリリアナが登場し、リリアナの歌によってシリウスの能力が無力化されるという結果に終わりました。

その後、プリシラによって打ち負かされ、シリウスは敗北を喫しました。

 

「リゼロ」シリウスのその後

敗北後の輸送

権能を無力化されたシリウスはプリシラたちに敗れた後、フェルトとラインハルトによって王都へ輸送されました。

輸送中、シリウスは不思議とフェルトに親しみを感じ、自身の過去と不幸に満ちた話を彼女に語りました。

この道中、彼女には数々の不幸が続きましたが、ラインハルトの助けにより王都に無事到着することができました。

 

監獄塔での収監状況

王都に到着したシリウスは、王城に隣接する監獄塔に収監されました。

この塔は封魔石で覆われており、シリウスの権能を完全に封じることを目的としています。

彼女の収監は非常に厳重で、手足は封魔石で拘束されるほどの警戒がされています。

 

まとめ考察

シリウスというキャラクターを通じて、権能や力に依存することの危険性や限界が示されています。

彼女の能力が無力化され、結局は王都の監獄に収監される様子からは、どれほど強大な力を持っていても、それによる行き過ぎた行動が招く孤立や失墜のリスクを描いています。

 

また、シリウスがフェルトに過去の不幸話を語る場面では、人間関係における共感や理解の尋求が垣間見えます。

これは、どんなに過酷な運命を背負った人物でも、他者との繋がりを求める基本的な欲求を持っていることを示唆しているかもしれません。

これにより、シリウスのキャラクターに多層的な側面が加わり、単なる敵役ではなく、より複雑で共感を誘う存在として描かれています。

 

さらに、厳重な監獄への収監という結末は、社会がどのようにして危険と見なされる個体を制御しようとするか、封魔石での拘束や監獄塔という設定は、重要性を語っているようです。

 

このような場面を見ると、シリウスがフォルトナと同一人物という伏線にも思えてしまいます。