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ファーストガンダム最強パイロットランキング

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今回は、初代『機動戦士ガンダム』に登場するパイロットの中から、最も優れた人物をランキング形式でご紹介いたします。

この順位は筆者個人の視点を中心に構成しており、人によっては納得しにくい点もあるかもしれませんが、ご了承いただけますと幸いです。

なお、今回は純粋な「パイロット」としての能力を評価対象としているため、「ガルマ・ザビ」「マ・クベ」「ドズル・ザビ」など指揮官ポジションのキャラクターは除外しています。

 

【初代ガンダム】最強パイロット一覧

 

【初代ガンダム】最強パイロットTOP3

1位 アムロ・レイ

戦績:★★★★★★
経験:★★★★
知名度:★★★★
成長度:★★★★★★
潜在能力:★★★★★★

文句なしの1位は、アムロ・レイです。内向的な少年が、ガンダムと出会い、天性の勘で動かし初戦で2機のザクを撃破。その後は戦場で実戦を重ね、驚異的なスピードで成長していきます。

ジオンのエースたちを次々と撃破し、わずか3分でリック・ドム12機を撃墜。ララァのビット攻撃すら予測し対応する反射神経と洞察力は、すでに常人の域を超えていました。

その急成長ぶりと圧倒的な戦果から、シリーズを通じて伝説のパイロットとされ続けています。

 

 

2位 シャア・アズナブル

戦績:★★★★★
経験:★★★★★
知名度:★★★★★★
成長度:★★★★
潜在能力:★★★★★

ジオン軍のエースとして「赤い彗星」の異名を持つシャアは、アムロと対をなす存在として描かれます。

軍人としてのエリート街道を歩み、序盤ではアムロを圧倒。しかし物語が進むにつれ立場は逆転し、自らアムロを「勝てない相手」と認識するようになります。

ララァの存在は、彼の精神的支柱でもありました。最終的にはアムロとの戦いに敗れますが、その後もシリーズを通じてアムロの永遠のライバルとして語られます。

 

3位 ララァ・スン

戦績:★★★★★
経験:★★★
知名度:★★★★
成長度:★★★★★★
潜在能力:★★★★★★

ララァは物語終盤に登場するニュータイプの少女で、アムロとシャアの間に深く関わる存在です。

MA「エルメス」に搭乗し、ビットを駆使して連邦軍を圧倒。連邦からは「ソロモンの亡霊」と恐れられる存在となりました。

そのまま成長していれば、アムロやシャアに並ぶ存在となったはずですが、シャアを庇って戦死。その死は両者に深い影響を与え、後の物語にもつながる重要な人物でした。

 

【初代ガンダム】最強パイロットTOP10圏内

4位 ランバ・ラル

戦績:★★★★★
経験:★★★★★★
知名度:★★★★★
成長度:★★
潜在能力:★★★★

歴戦の軍人であるランバ・ラルは、「青い巨星」の異名を持ち、ガンダムのアムロに「超えたい相手」とまで言わしめた存在です。

高い操縦技術と戦術眼を持ち、グフで幾度もホワイトベース隊を追い詰めました。アムロとの戦闘でも幾度も優位に立ち、その実力は疑いようがありません。

ただし、政治的背景からザビ家に冷遇され、物資も不十分な状況での戦闘を強いられ、最後は自ら命を絶ちました。彼の死はホワイトベース隊に大きな影響を与えています。

 

5位 シャリア・ブル

戦績:★★★
経験:★★★★
知名度:★★★
成長度:★★★★★
潜在能力:★★★★★★

シャリア・ブルはジオンのニュータイプ兵として、短い登場ながらも印象に残る戦闘を繰り広げました。キシリア・ザビの指示でMA「ブラウ・ブロ」に搭乗し、初戦で大きな戦果を挙げます。

パイロット経験は少なかったものの、ニュータイプとしての能力を最大限に発揮し、ガンタンクやガンキャノンを翻弄する姿が描かれました。最終的にはアムロに敗れましたが、戦局に大きな影響を与える存在でした。

もしもっと早い段階で登場していれば、アムロを脅かす存在となっていた可能性も十分にあります。

 

6位 ガイア/オルテガ/マッシュ(黒い三連星)

戦績:★★★★★
経験:★★★★★
知名度:★★★★★
成長度:★★
潜在能力:★★★

黒い三連星の3人は、登場時の強烈な印象だけでなく、劇中で明かされていない活躍も存在しています。連邦軍のレビル将軍を捕らえたという功績は、その実力の証です。

3機編成の連携戦術「ジェットストリームアタック」で、連邦軍艦隊を沈める戦果を挙げたこともありましたが、アムロのガンダムには歯が立ちませんでした。

劇中では敗北しましたが、過去の戦歴や個々の能力から、一定以上の評価に値します。アムロとの対決を通じて、時代の移り変わりを象徴する存在となりました。

 

7位 ククルス・ドアン

戦績:★★★
経験:★★★★★
知名度:★★
成長度:★★★★
潜在能力:★★★★★

元ジオン軍パイロットのドアンは、戦場を離れ戦災孤児たちと孤島で暮らしています。登場はTV版で1回のみですが、その1話が非常に印象的です。

ボロボロのザクで戦闘を行い、格闘戦で他のMSを圧倒。ミサイルを石投げで撃墜するなど、驚異的な技術も披露しています。

映画版『ククルス・ドアンの島』では、ガンダムをも格闘戦で圧倒する描写があり、実力の高さがさらに明らかになりました。

TV版では外伝的な扱いでしたが、映画化されたことでその価値が再認識されています。

 

8位 スレッガー・ロウ

戦績:★★★★
経験:★★★★
知名度:★★★
成長度:★★★
潜在能力:★★★★

スレッガー・ロウは正規の軍人としてホワイトベースに加わり、主に砲撃手や戦闘機の操縦を担当していました。

MSパイロットとしての描写は限定的でしたが、短い登場ながらもその実力は高く評価されています。特にビグ・ザム戦では、ガンダムにとっての突破口を開く重要な働きを見せました。

戦闘中に命を落としますが、彼の軍人としての技能や判断力は確かであり、平均以上のバランスを備えたキャラクターでした。劇場版には専用ジムも登場し、その実力を裏付ける要素となっています。

 

9位 カイ・シデン

戦績:★★★
経験:★★★
知名度:★★
成長度:★★★★★
潜在能力:★★★★

カイ・シデンもハヤトと同じく民間人からホワイトベース隊に加わったメンバーの一人で、「ガンキャノン」のパイロットとして活動しました。

突出した戦果は少ないものの、カイの存在がアムロの活躍を下支えした場面は多く見受けられます。最前線での戦闘を何度も経験し、その中で生き残ってきた事実が彼の技量を物語っています。

ただし、アムロの目立つ活躍に隠れてしまいがちで、カイ自身の評価が上がりにくいのが現実です。性格面でも前に出るタイプではないことが、その原因かもしれません。

 

10位 ハヤト・コバヤシ

戦績:★★
経験:★★★
知名度:★★
成長度:★★★★★
潜在能力:★★★★

ハヤト・コバヤシはホワイトベース隊に所属し、主にガンタンクを操作して戦いました。彼はアムロたちと同じく民間人出身であり、戦争の勃発とともに突如戦闘に巻き込まれた一人です。

訓練を受けずにMSを操縦し、生き延びたという事実だけでも、運以上の資質が感じられます。

ガンタンクは他の機体と比較して性能が低いにも関わらず、ハヤトはその中で結果を残しました。

とはいえ、戦闘で苦戦する描写も多く、ガンダムのサポート役に留まる場面も目立ちます。

終盤まで生存していることを踏まえると、ニュータイプとしての可能性があったのではないかと考えられます。